相談相手は、絶対に間違ってはいけない!?
飲食店専門
S&Gコンサルティング
利益倍増戦略コンサルタントの永吉です!
突然ですが、質問です!
「もしあなたが病気になった時、どうされますか(どちらに行かれますか)?」
もちろん、ほとんどの方が、
『病院(医者)に行く』
と、回答されますよね(^^;)?
それはなぜか?
それは、医者がその道の専門家で、
少しでも早く、今のつらい状況を助けてくれるからですよね!?
間違っても、風邪をひいたからといって、
美容院に行って、風邪の治療法を聞いたりはしませんよね?
これは、極端な例ですが、
実は、日常から無意識のうち、
このようなおかしな現象を、
日々繰り返しておられる方が、沢山おられるのです!
「そんなバカな…!」
と思われるかもしれませんが、
これは残念ながら、現実です。
例えば、よくありがちな失敗は、
「この新メニューどう?」
と、目の前のアルバイトさんに尋ねてみる。
すると、大抵のアルバイトさんは、
「うまいっす!」
と言います。
例えそれが、口に合わなくても(笑)
そもそも普通に考えて、そこで、
「微妙です」
と、料理長やオーナーに面と向かって、
はっきりと言い出せる部下はまずいません!
ただ今回のポイントはそこではなくて、
もう一つの重要な視点は、
アルバイトさんなどの部下、
もしくは『お客様』が、
店のコンセプトや、求めるターゲット層を、
ハッキリと認識していないという点です!!!
そもそも、お店が、どのようなお客様を求めていて、
どのような、利用動機の時にお店を使ってほしいのかなど、
良く理解していない方々に、質問すること自体が、
本当に危険なんです。
実は、常連さんや奥さんなども危険です。
ほとんどの一般的な方のアドバイスは、
自分の、趣味趣向、つまり、
好きなモノ、食べたいモノで語られます。
そこに、店のコンセプトなどの重要な視点は、
ポッカリと抜けてしまっていることが、大半です。
だから、危険なんです!
これを、繰り返していくことで、
徐々に、本来のコンセプトからズレが生じ、
お客様も少しずつ、違和感を感じ始め、
売上が段々と、下がってきはじめます。
ちなみに、販促物などに関しても同じです。
チラシ一枚作るのも、
かなりの専門的な知識が必要です!
「このチラシどう?」
「いいんじゃないですか!」
という会話、
そもそも聞かれた側も、
修正の仕方が、よくわからないだけなんですけどね(^^;)
まったく悪気があるわけでもないところが、またたちが悪い(笑)
実はこれは、本当によくある例です!
もしかすると、あなたもこのような過ちを、
知らず知らずのうちに、おかしてしまっていないですか?
この現象をまとめて、
もっとわかりやすくお伝えすると、
『ど素人に相談してしまっている』
ということです。
少し、失礼な表現になってしまいましたが、
敢えて、このような表現をさせていただいたのは、
このような失敗例が、本当に後を絶たないからなんです!
最初に、お伝えしたように、
病気になった時には、専門家の医者に行くのが当たり前だったのに、
料理や経営のことは、専門的な内容であるにも関わらず、
身近な人(素人)に聞く…
これって、おかしくないですか?
危険じゃないですか?
ということを、本日、理解してほしかったのです!
だってそれは例えば、
もしアナタの子供が野球をはじめるとして、
早く野球を上達させるためには、普通、
野球教室に通わせたりしますよね?
それは、なぜですか?
それは、専門家のコーチから習った方が、
確実に、早く上達するからではないですか?
イチローから教わった少年A
片や、野球素人の独学のお父さんから教わった少年B
もはやどちらが早く上達しそうか、聞くまでもないですよね?
料理に関すること、
経営に関すること、
これは、すべて専門的な知識が必要です!
だって、医者や薬剤師でもない人間に適当に出された薬を、
あなたは安心して飲むことができるのでしょうか?
だからこそ、
経営に関する重大なこと、
専門的な知識が要することは、
失敗しないためにも、
『経営のことがわかる専門家に尋ねるべき』
だと考えるのは、私だけでしょうか?
それが、結果として、
大きな失敗を未然に防ぐことに繋がるのだと思います。
参考にしていただけると幸いです。
本日もありがとうございました!
飲食店専門
S&Gコンサルティング
利益倍増戦略コンサルタント
社長専属右腕相談士
永吉 正典
『このチラシどう?』
『最近、客足が悪くなってきて、もっと売上を上げていきたいんだけど、どうしたらいいと思う?』
野球話