【TV取材依頼がきた真の理由は！？その２】

2018年05月20日（日）12:22 AM

【TV取材依頼がきた真の理由は！？その２】

ここ最近お伝えしておりました、
TV放送はご覧になっていただけましたでしょうか？

今後、メディアの反響がどれくらいあったのかは、
また後日お伝えしますね！

さて、本日は、前回からの続きで、
TV取材依頼があった真の要因、パート2です(^^)

まず、その一つは、

『コンセプト＝選ばれる理由』

を作り込んできた結果だとお伝えしました！

それと、もう一つは、

そう、

『商品設計』

にあったと、
ココまでは前回お伝えした通りです！

では、今回私が、どのような意図で、
『阿倍野肉食大衆酒場　肉ばんざい』
の商品設計を行ってきていたのか？

その裏側の部分をお教えします！

やはり、
商品には様々な役割が存在します！

私は、商品開発をする際に、
主に５つの役割に分類して、
商品設計を行っているのですが、
ズバリ、その５大要素がコチラです！

１．看板商品
２．利益商品
３．集客・口コミ商品
４．単価アップ商品
５．来店頻度アップ商品

この５点の要素をうまく掛け合わせながら、
商品設計を行っているのです！

ですので、私にとっては、
意味のない商品は一つもありません！

　　　・・
全てに理由があるのです！

では、分かりやすく簡単に説明していきます。

まず、一番分かりやすいものは、

「看板メニュー」

ですよね！

これは、お店のコンセプトを必ず反映した
ダントツ商品でなければなりません！

可能なら、ご来店されたお客様の
８割が注文するくらいが理想です！

あの店と言えば、コレ！
みたいなイメージです！

また、この看板メニューには本当に様々な効果・役割があります。

新規集客からリピーター対策、利益確保から集客要素まで。

しかし、この看板メニューの役割は、
そのお店の考え方やコンセプトによって、
位置付けは様々で、多岐に渡ります！

ちなみに、「肉ばんざい」さんでは、

「肉祭リヴ」

が看板商品となります！

私はこのオーダー数をさらに集中させる為に、
焼きと揚げの２種類を用意し、それをメニューブックでは、
「あなたはどっち！？」と対決方式にすることで、
頼まないという選択肢をなくすような見せ方をしています。

さらに、
大人数や、SNS映え（＋メディア対策）を意識し、

「肉祭リヴ万歳タワー盛り」

という商品を作り、
提供したときのインパクトを重視した商品設計を行いました！

ちなみにこちらも、
同じ商品をアレンジしているので、
手間もかからず、ロスもまったくありません！

このように、見せ方などを工夫することでも、
意図的に看板メニューになるように設計しているのです！

実は、そのような商品設計のおかげで、
今回、TV取材に繋がっていったんだと想定しています！

次に、今回取り上げて頂いた

「プレミアム牛カツ　～ウニイクラのせ～」

については、ぶっちゃけ、
メディア対策、SNS映えだけを
意識しまくった商品設計でした！笑

正に、コチラの戦略に
うまく引っかかってくれましたね(^O^)ｖ

実は、この商品を最初に提案した際には、
正直、賛否両論ありました(^^;)笑

でも私は、この商品の絵面の強さと、
今までの経験からくる直感で、
「絶対に入れておきましょう！」
と強くお願いしました！

その結果は…

ご覧の通りです♪

でも現に、この商品の出数は、
少し単価が高いといのもあるかもしれませんが、
それ程多くありません！

が、しかし、
それは始めから想定の範囲内でした！笑

だってそれは端から、
売れ筋の役割なんて誰も期待していなかったのですから！

そう、この商品の役割はあくまでも、

集客商品というか、SNS映えだけを意識した、おとりのような商品。
メディア対策商品だったのです！

やはり、集客商品というのは、
何かしらのインパクトが必要です！

ココで、重要なことは、とりあえず、

「おっ！！？」

と、思わせ、まず興味を持たせること！

もちろん、こちらも、
色んな角度からのえぐり方があります。

価格、ボリューム、食材、調理法、提供方法…などなど。

このような視点から複数を掛け合わせることで、
インパクトのある商品開発が可能となるのです！

ちなみに、本当はもう一品あったのですが、
諸事情で中止となりましたが、
この商品にも明確な役割があったことは、
言うまでもありませんよね！！

やはり、このようにしっかりと、
商品コンセプトに基づいて、商品設計することで、

そう、

『選ばれる理由』

が明確になり、

沢山の飲食店の中からでも埋もれることなく、
見つけて頂けるようになるのではないでしょうか？

さて、
あなたのお店の商品設計はいかがですか？

１．看板商品
２．利益商品
３．集客・口コミ商品
４．単価アップ商品
５．来店頻度アップ商品

この上記のように、
きちんと役割や意図を理解し、
意識しながら商品開発していますか？

全ての商品に明確な役割・意図はありますか？

説明できますか？

ただ、何となく、
流行っているから…
他店もやっているから…

みたいな安易な考えで、
メニュー化してないですか？

正直、このご時世、

明確な戦略なくして、
お客様には選んでもらえませんし、
ライバルにも勝てません！

ましてや、
繁盛店なんかにもなれません！！！

そのような残念な結果にならないためにも、

『戦略的商品設計』

が重要だと私は考えますが、
あなたはいかがですか？

参考にしていただけると幸いです。

本日もありがとうございました！

《編集後記》

現在、職人さんに、商品開発を任せきっているオーナーさんは特にお気を付け下さいね！

美味しい商品が売れるとは限らないですからね～！

ちなみに、本日お伝えした以外の、
商品役割の話はまた別の機会で(^^)