【新規客を圧倒的に増やすファサード集客術】

2017年09月12日（火）12:29 PM

【新規客を圧倒的に増やすファサード集客術】

前回からの続きですが、
新規集客に最も効果的なものが、
『ファサード』
であるということはお伝えした通りですが、
では、具体的にどのような内容にすればいいのか？

それは、以下の3点のポイントを
きちんと押さえておくだけで、
圧倒的に新規のお客様が増え始めます！

しかも何も難しい話ではありません。
今すぐ簡単に見直せることです！

ちなみにこの考え方は、
基本的にチラシなどの販促物にも応用出来る内容ですので、
是非有効活用していただければと思います(^^)

ズバリ、本日は、

『新規客をザクザク集めるファサード3つの秘訣』

です！

まず、１つ目は、

『食欲をかき立てられるシズル感のある写真』

です！そう、

《※見た目にインパクトがあり、思わず目を引く写真》

なんと言っても、
これがお客様にとって一番伝わりやすく、
本能的な食欲も刺激できます。

ヨダレがでそうで、
今すぐ食べたくなるような写真なら、
もはや勝負ありです！

多くの新規のお客様は、
はじめからこの店と決めていくような
「目的来店型」ではなく、
たまたま店の前を通りかかって、
なんか美味しいそうだな、１回入ってみようか…
と思って来店するような
「衝動来店型」があります！

そして大半のお客様が、後者の
「衝動来店型」になります！

我々も職業柄、よく外食をするのですが、
ほとんどの場合が、店頭の看板を見て、
この店にするかどうかの判断をします！
その際の一番の決め手がそう、

『美味しそうな料理写真』

です！

出張サラリーマンのランチなんか、
まさにそうですよね？

前もって調べてから行くような食通は、
絶対的に少数派です！

そう、ほとんどのお客様は、
店頭で来店するかしないかを
判断しているのです！

にも関わらず、
多くの飲食店が店頭で、
お客様を逃してしまっています！

しかしながら、
お店の立地や業態、コンセプトの問題などその他諸々の諸事情で、
写真はちょっと…
という方も中にはおられるかもしれませんが、
顧客目線で考えると、間違いなく、
写真はあった方が、新規のお客様は増えます！

なぜなら、
写真で本能的欲求を刺激することが、
最も効果的であるからなんです！

そら皆さんも言葉だけのものより、
写真がある方が伝わると思いますし、
説得力が増しますよね！？

それは、本当に自身に置き換えて、
来店動機の決め手を振り返っていただくと、
よくわかっていただけると思いますので、
是非、自店のファサードには、

『食欲をかき立てられるシズル感のある写真』

を設置してほしいと思います！

またココは、できる限り、
明らかに素人が撮った写真ではなく、
プロのカメラマンに撮っていただいた写真を
活用するようにして下さいね！

写真は一歩間違えると、
逆効果にもなりかねませんので、
くれぐれも注意して下さい。

この写真を見た瞬間、
『うわぁ～旨そう！食べてみたい！！』
と思ってもらえるかがポイントです(^^)

まず１点目は、
『写真＝視覚（本能）』
に訴えかけ、来店してもらう戦術でした！

次に２つ目は、
写真＝視覚を補完するするための

『キラーキャッチコピーと商品名』

です！

写真でお客様の本能的欲求を刺激し、
その気にさせた上で、
最後の背中を押す重要な役割です！

そう、さらに想像を膨らましていただくのです！

ただ単に、商品名だけでなく、
その商品のこだわりや食材、製法、技術、特徴…
つまり、

『美味しい理由』

です！

「産地直送」「神戸牛」「炭火黒焼き」「地産地消」「調理歴４５年」
「ミシュランで三つ星を１５年連続で獲得し続ける料理界の巨匠が作り上げる…」
「はみ出る」「厚切り」「ドカ盛り」「溢れ出す肉汁」
「口の中一杯にとろけだすチーズ」…などなど

その際に、擬音語なども有効的です！

「ふわっふわっのトロットロ」
「ふっくらジューシー」
「ドカンっと」「サックサク」

…本当に考え出したら、
いくらでも思いつくと思います！

このようなワードを、
幾つかつなぎ合わせたような商品名にしていただくと、
効果的ですので、是非チャレンジしてみて下さい！

最後３つ目は、やはり

『五感を刺激するような看板メニュー』

の存在です！

看板メニューを作り上げる際のポイントは、
また5つ位あるのですが、
本日はサラッと簡単にご説明します！

私は、自身が商品開発する際や、
クライアント様にお願いする際にも、
必ず、料理提供の際に、
「お客様が写メを撮りたくなるような商品開発をしましょう！」
とお伝えしています。

『目指せ写メ率100％』です！

現在、これだけのSNSが発展した中で、
これを利用しない手はありません。

謂わば、SNSを利用し、口コミを誘発します！

そう、口コミが起こりやすい商品は、
五感を刺激するようなメニューです！

特に動きのあるようなメニューは、
写メではなく動画を撮っていただけるので、
さらに効果的です！

あと、看板メニューにする際は、
できる限り、馴染みのある商品にして下さい。

基本的には、奇抜なものは割けるようにして下さい。

私がよく使う手法は、
『手の届くちょっと贅沢なメニュー』
設計です！

「高級食材✕高級食材」
「人気メニュー✕人気メニュー」
「家庭では中々食べれない料理」

です！

このような圧倒的な看板メニューを、
店頭でアピールすることができれば、
お客様は間違いなく増えるでしょう！

以上の３点を意識しながら、
ファサード改善することで、
新規のお客様は確実に増加します！

ズバリこれが、
最も効果的で費用対効果の高い、
飲食店の新規集客方法です！

あとひとつ付け加えるなら、
やはりAIDMAの法則を意識してみて下さい！

顧客の購買心理プロセスです！
知らない方は、一度ググってみて下さい(^^;)

でも簡単に説明すると、

1．まず店の存在に気付いてもらい、（認知）
2．近づいてきて興味をもってもらい、（興味）
3．やっぱり今すぐ食べてみたいと思わせ、（欲求）
4．それでも迷っている方の背中を押すための最後の仕掛けを施し、来店してもらう（行動）

そう４番まできて初めて、
売上になります！

ザックリですが、
このような顧客心理を想像しながら、
ファサード設計をすることで、
お客様は半自動的に、
あなたのお店に引き込まれることになるでしょう！

では最後にまとめます。

『新規客をザクザク集めるファサード3つの秘訣』は、

1．『食欲をかき立てられるシズル感のある写真』
2．『キラーキャッチコピーと商品名』
3．『五感を刺激する看板メニュー』

でした！

やはりファサードの重要な役割は、
現在の見込み客が、来店する前に不安に思われているようなことを、
店頭で事前に解決してさしあげることが、
何よりも重要なんです！

そう、店頭でお客様を逃がさない！！！
（機会損失を未然に防ぐ）

このような考え方が必要だと、
私は考えていますが皆さんはいかがでしょうか？

※現在、皆さんのお店のファサードは、
このような戦略のもと、設計されていますでしょうか？

是非、参考にしていただけると幸いです。
本日もありがとうございました！

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永吉　正典