『飲食店が成功するかは、開業時に8割決まる』

2017年04月10日（月）1:18 PM

『飲食店が成功するかは、開業時に8割決まる』

飲食店専門
S&Gコンサルティング
利益倍増戦略コンサルタントの永吉です！

当社には、新規開業支援サービスがあるのですが、

実はこのコンサルティングサービスが、一番、理にかなっており、
クライアント様にとっても最も賢明で、
費用対効果の高い投資だと考えております！

個人的にも、一番やりがいがあり、
得意とする専門分野でもあります！

特に、料理の腕には自信があるが、経営には自信がない方、
異業種から参入させる方、
脱サラして独立開業される方は、
特にその価値を実感していただけると思っています！

それはなぜなのか？

実は、飲食店が成功するか、失敗するかは、
開業時にほぼ8割方、決まってしまうからなんです。

それが故に、実際に開業してから、
業績不振でご相談に来られることが多いのですが、

立て直すのに、多くの時間とコストがかかってしまったり、

もしくは最悪の場合、撤退も考えなくてはいけないことも

現実としてかなり起ってしまっているのも事実です。

実際に、みなさんの周りの飲食店も、

入れ替わりが激しいことはないでしょうか？

それくらい、開業時の選択ミスは致命的です！

ちなみに、飲食店の新規開業時の倒産率はご存知ですか？

1年で5割、3年で7割、5年で9割だとも言われております！

100社出店すれば90社は5年以内に閉店し、

生き残れるお店は、わずか10社だけということです！

もはや潰れて当たり前とも言えるほど、厳しい業界です！

さらに、追い打ちをかけるかのごとく、
人財の確保が、最も困難な業界でもあります！

そのような本当に厳しい飲食業界の実情も知らず、

新規参入し、借金だけを重ね、撤退していく企業様や、

自己破産していく個人オーナーさんが後を絶ちません。

このような光景を目の当たりにするのも、
非常に残念でなりません。

実は、昔付き合っていた彼女の実家が飲食店を経営していたのですが、
最後、キャッシュアウトし、自己破産され、
夜逃げするのを、お手伝いしたこともありました。

しかし、当時はトラックの運転手時代で、
何もすることができず、
ただ本当に見ていることだけしかできず、
非常に、悔しいおもいをしたことは、
今でも鮮明に覚えています。

当時、今の自分のスキルがあれば、
最悪の事態だけは、防げたのではないかと、
残念でなりません。

正直、もう自分の周りでは、
頑張っているにも関わらず、
このような悲惨な現状は、
二度とみたくありません。

今回、はじめて自分の過去をさらけ出しましたが、
自分が、新規開業支援に拘っているのは、
このような背景があったからなんです。

そして時が経ち、
自分も飲食店を独立開業したわけなんですが、
情けなくも、本当に、死にそうなくらい苦労しました。

だからこそ現在、
かつての自分と同じように、
苦しんでおられる社長様の
お力に少しでもなりたいと思い、
飲食店専門のコンサルタントの道を選んだのです。

また話が、かなりそれてしまいましたので、
元に戻しますね！

現在、なぜ多くの方が飲食店を開業し、
苦労されているのか！？

それは、飲食業自体が、

そもそも比較的、参入障壁が低く、

ある程度の資金さえあれば、

簡単に開業できてしまうということも、

ひとつの大きな要因です。

各言う、私も元々はそのような安易な考えで新規参入し、

どん底を経験した一人です(^^;)
私の場合は、運良く、最悪のケースは免れ、
何とか持ちこたえることができましたが！

結局、そのような悲惨な現状を引き起こす一番の原因は、
出店時の致命的な選択ミスにあります！

その致命的な選択ミスの代表例が、

『立地と業種・業態のミスマッチ』

となります。
所謂、一番最初の選択ミスです。

勝てる市場に参入する、
求めるターゲット層と提供商品、提供スタイルと立地の整合性など、
少し専門的な話となりますので、
こちらはまた別の機会に、
詳しくご説明させていただきます(^^)

そして、次に開業後、
中々売上が上がっていかないのは、

『圧倒的なUSP（御社独自のウリ）がない』

この状態で、店をオープンさせてしまうからなんです。

そもそもあなたのお店に、
わざわざ来店する明確な理由がないということです。

最後は、
専門的な知識がないが故に、
業者の言いなりになったり、または、
段取りが悪く、無駄なコストをかけてしまったりなどの、
所謂、

『初期投資のかけ過ぎ』

による、収益性の悪化や、
返済過多によるキャッシュアウトです。

結局、この3つをまとめて、
一言で表現すると、

『飲食店に関する専門的知識の欠如』

です！

現在、たいした特徴もない普通のお店を開店しても、
まずお客様は来ません。

もちろん、それなりの人通りがあれば、

最初の半年ぐらいは、お友達やお客様が、
オープン景気として来てくれるかもしれませんが、
そこから、一気に売上がガタ落ちし、
焦り出すのは、既定路線のように感じております。

うちに限って、そんなわけはないと思われるかもしれませんが、
データとして倒産率の高さが、それを物語っています。
一説によると、世の中の企業の8割が赤字だとも言われております。

それぐらい、自分で会社を興し、
利益を出し続けることは、
想像以上に容易ではありません。

現在、既に飲食店経営をされておられる方は、
ご理解いただけていることかと思います。

このような状況下の飲食業界で、
専門的な経営の知識がないまま、
もはやたった一人で、成功に導くのは、
至難の業ではないのでしょうか？

最後に、
私が10年前に、未経験で独立開業したにも関わらず、
なぜ10年間も飲食店を経営することができたのか？

それを結果論として、
客観的な目で自己分析を行ったのですが、それは、
当時、150万円のコンサルティングフィーを支払ってでも、
飲食業専門のコンサルタントと契約していたからこそ、
今の自分があることだけは、
自信を持って体験談としてお伝えしておきます。

当時、本当にこのお金を節約し、
独立間もない頃の、浅い経営知識だけで、
一人で孤軍奮闘しながらやっていたなら、
今の自分の姿は、間違いなく存在していなかったと思います。

※ここの『着眼点』は、
今後、事業をはやく軌道に乗せたり、
会社を1ステージ上げていきたい、
もしくはリスクを限りなく下げたい場合など、
非常に経営者として重要です！

現在、10年前より自社を取り巻く環境は、
さらに厳しさを増しています。

もはや新規開業時の第三者的立ち位置でもあり、
専門的知識を持つ専門家のサポートは、
必要性不可欠だと私は考えておりますが、
皆さんはどのようにお考えですか？

参考にしていただけると幸いです。

ありがとうございました！

飲食店専門
S&Gコンサルティング
利益倍増戦略コンサルタント
社長専属右腕相談士

永吉　正典